はじめに
5月も終わり、梅雨が始まろうとしているこの時期。
新年度の変化や新しい人間関係に疲れを感じている方も多いのではないでしょうか?
かくいう私もその一人で、家にいても中々心が休まりません。
そんなときに私がおすすめしたいのは、王道ですが――「散歩」です!
今回は、散歩中に出会った静岡市葵区牧ケ谷にある「洗耳寺(せんじじ)」をご紹介します。
こんな方におすすめです!
- デジタルデトックスしたい
- 疲れがたまるこの時期ならではの憂鬱な気分を晴らしたい
- なるべくお金をかけずに楽しみたい
そんな方には散歩しがてら寺院巡り・神社巡りは特におすすめです!
辿り着くまで
そもそも私は静岡市葵区に住んでおり、普段は安倍川や藁科川周辺を散歩することが多いです。
今回は、仕事関係で色々あっていつもの散歩コースでは気分が晴れなかったので、「たまには違うルートを歩いてみよう!」と考えて牧ケ谷の山奥の方面を歩いてみました。
……とはいえ正直、見知らぬおっさんが田舎道を一人で歩いていると「通報されないかな」と内心ビクビク(笑)普段あまりこういう道は歩かないのですが、今回は勇気を出してみました。

という冗談は置いておき、南藁科街道から外れて山道へ入って少し進むと「厄除地蔵尊」があります。横に看板があり「耕雲寺」「洗耳寺」と書いてあったので、右へ曲がりました。
ここからは本当に田舎道って感じで、周りは山・山・畑・民家・畑・山・山みたいな感じです。

しばらく歩くと「耕雲寺」に辿り着きました!すごい立派な入口です。
ただ、カラスが多くて怖くなり即退散しました(笑)
駐車場もあるので、今度は改めてじっくり観たいお寺です。

さらに進むと、道幅もどんどん狭くなり「もう対向車きたら詰むなこれ…」という細道を抜けた先に、ようやく目的地の「洗耳寺」に到着。

The自然って感じで、鳥のさえずりがすごく綺麗に響いていました。動画上げるつもりなかったので、素人丸出しのクオリティ(無加工)でよければどうぞ↓
洗耳寺散策

まずこの洗耳寺、何といっても入口がすごく素敵なんです、木がつくってくれた自然のトンネル!(※画像左の部分です。正面から取り損ねた痛恨のミス)
そのトンネルの階段を登っていくと…

それっぽいやつ!笑(管理人は素人で知識皆無なので御赦しを)
「洗う耳」と書いて「洗耳寺」。その名のとおり、階段を登っている間ずっと鳥のさえずりが美しく響きわたり、本当に耳が洗われるような感覚でした。誇張じゃないですよ!
とここで管理人の方とエンカ。階段のお掃除をしていたところでした。
とても気さくな方で10分ほど立ち話をしました。
- ここら辺は猿や猪、鹿がでることもある。うちは食べ物は育てていないけど、育てているところは猿がでると困っている
- この階段を映画のワンシーンで使いたいと協力依頼がきたことがある。山門がなかったので無しになった
- この下(南藁科街道曲がったすぐ)は災害時浸水しやすいので、若い人たちは引っ越ししてしまっている
- 散歩で来る人はちょくちょくいる
- 自分の住居とその周辺のお店の話
…などなど。こういう生の情報を聞けたのはラッキーでした!
階段登った先に洗耳寺があるのですが、隣にある休憩スペースで一息どうですか?とのことで、そこで15分くらい自然の音を楽しみながらデジタルデトックスしました。休憩していたらお茶持ってきてくれました。優しい(´;ω;`)




長々引っ張ってきましたが、洗耳寺到着。御朱印とかあるのか聞きそびれましたが、手持ちが無かったので今回は外のみにしておきました。次来る機会があれば中入れるか聞いてみます。御朱印集めが趣味の方が閲覧していたらすみません。

残りの画像↓↓





まとめ
結論、今回の散歩で辿り着いた洗耳寺はすごく良いところで、当初の目的「気分をリフレッシュしたい」はバッチリ達成できました。
- デジタルデトックスしたい
- できました。スマホをポケットにしまった時間のほうが、心が自由になった気がします
- 疲れがたまるこの時期ならではの憂鬱な気分を晴らしたい
- できました。自然の音が詰まっていた頭の中をゆっくりほどいてくれました
- なるべくお金をかけずに楽しみたい
- できました!正直、お金を持ってきていなかっただけでしたが…
SNSを眺めていると、みんながすごく映える場所や海外に行っているように見えて、自分だけ取り残されているような気持ちになることがあります。
でも、今回のような自然の出会いがあれば「別に自分のペースでいいじゃないか」と思えるのではないでしょうか?
おわりに
鳥のさえずり、木漏れ日――これって、すべて無料なんですよね。
気づけば疲れもモヤモヤも、きれいに流れていました。
派手じゃなくても、自分にとっての「気持ちいい場所」を知っていることこそ、最強の気分転換かもしれません。
また来よう、と思える場所が増えました。今度はしっかりお賽銭を握りしめて。
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